線維筋痛症で障害厚生年金3級を決定した事例
【相談者者】
別府市在住の40代男性
【相談者の状況】
現在掛かっている病院の医療ソーシャルワーカーを通じて当事務所に相談の連絡が入り、その病院に所長の堀が足を運び、面談となった。
関節、筋肉、腱など身体の広範な部位に慢性の「痛み」と「こわばり」が見られ、強い倦怠感を訴えられた。
表情は暗く、声も小さかった。鎮痛剤を大量に服用しながら何とか働いているが、「痛み」と「こわばり」で職種の変更を希望し、会社と協議中であった。しかし、職種を変更すれば給料がかなり下がるので、その減額分を障害年金でカバーしたいということで「自分で手続きをするのは困難なので手続きの代行をお願いしたい。」とのことであった。
数年前の主治医の考えでは「線維筋痛症は病気や障害として認められない。障害年金など無理でしょう。」と言われていたが、最近になってインターネット上で「線維筋痛症で障害年金を受給している。」という情報をいくつか目にして、一度専門家に相談してみようと思ったそうだ。所長の堀も「当事務所ではまだ線維筋痛症の実績はありませんが、チャレンジしてみましょう。」とその場で受任となった。
【当事務所の対応】
医療ソーシャルワーカーと何度も相談しながら、線維筋痛症の診断書を医師に作成してもらった。
その後、ご本人様に当事務所へ来ていただき、入念なヒヤリングを行った。
診断書だけでは表現しきれないこれまでの病状の変化や治療歴を細かく記した病歴就労状況等申立書を作成した。
【病名】
線維筋痛症
【結果】
無事に、障害厚生年金3級に認定された。支給が決まった時点では、すでに職種を変更した後であったが、給料が低下した分をカバーできるようになって、大変喜ばれた。とても明るい表情で「経済的な不安が解消され、これまで以上に治療に力を入れることができます。」と非常に前向きな言葉を口にしていた。
大分障害年金アシストネットから大分県の皆様へ
最初の面談やヒヤリングの時と、障害年金の支給が決まった後では、依頼者の表情や考え方、発言の内容が全く違います。暗かった表情が一変して明るくなり、考え方や発言の内容も非常に前向きなものになります。
社会保険労務士は医学的な専門家ではないので、病気や障害を治すことはできません。しかし、障害年金の手続きを代行し、障害年金の受給という結果を出すことで、依頼者の経済的な不安を少しでも解消することができます。それが治療にも良い影響が与えられると確信しております。
「病気や障害で苦しんでいるが、まともに働けず、病院に行くお金も無いので、必要な治療が受けられない。」といった悲痛な声をよく耳にします。病気や障害があって、普通に働けず、経済的に苦しんでおられる方は、大分障害年金アシストネットに是非ご相談ください!病気や障害の程度によっては、障害年金を申請できるかもしれません。
もし、配置転換や職種変更をしながら働かれていても、就労に大きな支障(制限)がある場合は、障害年金が受けられる可能性が十分にあります。お気軽に大分障害年金アシストネットへご連絡ください!
プロフィール
- 社会保険労務士 堀勇
当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は大分県を中心に障害年金の申
請サポートを行っております。(※相談は全国対応)
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